花嫁さんに知って貰いたい事をひたすら書くブログ(筆者の主観)

筆者の主観で、新人花嫁さんに是非知っておいてほしいことをひたすら書き綴るブログです。

妊婦さんのウェディングドレス選び

授かり婚」=妊婦さんが結婚式をすると言う事

最近「授かり婚」という言葉をよく聞きますね。

二人をしっかりと結びつける為に、天使が舞い降りて新しい命の火を灯す。

子供が出来る喜びと、夫婦になる喜びを一度に味わえ、お腹の子供も一緒に参加して結婚式を執り行う・・・素晴らしいですね。

しかし、授かり婚をするにあたって大きな問題がひとつあります。

新婦が妊婦であるという事です。

そして、妊娠が発覚してから会場等を決めていくので、少し遅れると妊娠7ヶ月とかで挙式となる訳です。(妊娠発覚時点で大体3ヶ月とかですからね・・・)

こうなってくると、大きな問題が発生してきます。

 

妊婦の挙式・・・何が問題なのか??

ウェディングドレスを着ないと言う事であればまあ問題無いんです。

ちょっとラフな格好で、式場とかではなく、仲間内での結婚式とかであれば、はっちゃけ過ぎないようにだけすれば良いんですが、

式場で結婚式を盛大に、ウェディングドレスを着て挙式したいということであれば、気を付けなければなりません。

というのも、妊娠も後半戦になってくると、数日でお腹の周りの大きさが変わります。しかも、お腹を押さえつけてはいけない訳です。

元々ウェディングドレスという物は、基本的には身体にフィットした物を着る訳ですね。ブライダルインナーなどで、身体のラインも補正して、綺麗なシルエットを生み出す訳です。しかし、妊婦さんの場合はそうは行きません。なにせ身重な訳ですから、身体を締め付けるのは絶対にダメです。

しかし、普通にレンタルしているウェディングドレスでは、ウエストとそれ以外のサイズに差があり過ぎて、着ることが出来ません。

もちろん、最近では妊婦さん用のレンタルも有るところには有るそうですが、中々種類の幅が少ないのが現状なようです。

というわけで、問題とはズバリ、ウェディングドレス探しの問題です。

 

妥協するか、妥協しないか

妊婦さんが、既成品で自分とサイズが合い、なおかつ気に入るウェディングドレスを見つけるのは・・・ほぼ不可能と思ったほうが良いと思います。

妊娠初期であれば、それほど選択肢が狭まる事はありません。

というのも、ウェディングドレスにはレンタル仕様のドレスと言うものが存在します。普通のドレスよりもサイズ調整を多少しやすく作ったドレスです。

それであれば、事前に妊娠していることを告げておけば、大体対応してくれるでしょう。問題は妊娠も後半に入っている妊婦さんです。

 

特注しない限りは、着れるウェディングドレスの幅は妊娠していない新婦とは比べ物にならない程少なくなります。上に書いた様な、身体にフィットしたウェディングドレスはまず選ぶことが出来ません。お腹周りを締め付けないデザインのドレスしか選べないんです。

ドレスの種類で言うと、「エンパイアライン」のドレスと言う選択肢しか残っていないんです。そういうドレスが元々お好きな方であればいいんですが、そうでない方は・・・妥協をしてそれに決めるのか、妥協せずにオーダーメイドで作るのかと言う決断をすることになります。

 

オーダーメイドで作ると言う選択

妊婦さんがウェディングドレスを着る為に必要な事は、お腹を締め付けない事がまず第一となります。

ならば、妊婦さん本人の身体に合わせてウェディングドレスを作成すると言うのが、自分の着たいウェディングドレスを着る為に必要な事になります。

身体に合わせて作れば身体を締め付けずに綺麗なシルエットを表現出来るんです。

そして、挙式の前日に最終でサイズ合わせをすることで、挙式当日に完全な状態で望むことが出来ます。一生に一度の結婚式ならば、絶対に妥協なんてありえないと思うならば、迷わずにオーダーメイドウェディングドレスをオススメします。

 

最後に

レンタルとオーダーメイドの比較は前にも書きましたが、レンタルにはレンタルのメリットがあり、オーダーメイドにはオーダーメイドのメリットがあります。

価格は正直変わりません。ただし、オーダーメイドでドレスを作った場合、式場によっては持込料等を請求されるおそれはあります。それは交渉しだいでもあるんですが、基本的には5万円程度と考えておくほうが良いと思います。

 

妊婦さんの挙式というのは、想像以上に大変なものであると聞きます。

長時間立ちっぱなしだし、スカートなので冷えるし、結構動き回ります。

人によっては目眩を起こす方もいらっしゃるようです。

なので、挙式を考えている方は、挙式の前はしっかりと身体を休めて、心身共に万全の状態にして当日を迎えて下さいね。

折角の親子3人の晴れ舞台です。悔いの残らない様にしたいですもんね。