結婚式は挙げますか?挙げないですか?ウェディングとは良い物です。
結婚式を挙げるのは新郎新婦だけの為じゃない
何度出席しても、結婚式は良い物ですね。中には結構グダグダな結婚式も有りますが、やっぱり感動してしまいます。
綺麗に飾られたチャペルで、陽の光が差し込む中、両親や親族、知人の眼前で、永遠の愛を誓い合う、想像するだけでも心がほっこりします。
その後の披露宴でも、色々な方の祝辞を聞き、二人の馴れ初めから今日までの日々に想いを馳せて、普段はあんまり食べない料理に舌鼓。
普段は口に出さない感謝の言葉が会場を包み込んで、泣きながら笑う不思議な空間になりますよね。やはり、結婚式は良い物だと思います。
結婚式ってお金は確かに掛かるんですが・・・
とにかくお金が掛かるのが結婚式と言うものです。挙式と披露宴をするとなると、300万円位は掛かります。
もちろん、お祝いを皆から貰うので、出費自体はそこまで高くなる事は、うまいことやればありません(それでも100万円は出費する)。
結婚式の前には、かなりの時間を取られてしまうのも、辛い所ですね。そういう事情も有って(他にも沢山理由はあるんですが)、最近では結婚式を挙げないという方も増えています。
筆者としては、それはかなり勿体無いと言う気がしてなりません。色々と調べていると、現在約4割のカップルが、結婚式を挙げないと言う回答が出ているそうです。
理由としては、「お金が勿体無い」「時間が勿体無い」「恥ずかしい」「結婚式をする意味がわからん」「ただの自己満足じゃん」「呼ばれた人迷惑でしょ」というのがまあ、上位の方みたいです。
結婚式を挙げよう派と挙げない派は、正に水と油の様な物でしょうか・・・。
挙げたくなければ挙げないでも良いとは思うんですが、筆者自身は挙式肯定派なんで、結婚式を挙げる人が増えて行ったらいいなぁと思っています。
最近では、少人数で挙げるとても安価な挙式も流行っていますし(色々付けると高くなるわけですが)、やり方によっては、本当にリーズナブルに挙式、披露宴が出来る所も増えています。
結婚式の大事な意味について、思うところを書きたいと思います。
今回のテーマは・・・「結婚式の意味を考えてみよう」です。
「結婚式の意味」を考えてみよう
なぜ結婚式をするのか。その意味はかなり単純です。「二人の契を皆に祝福してもらい、皆との絆を強くするため」それだけです。
その為に、お金を使い、時間を使い、恥ずかしい思いをして、周りの迷惑を考えずに、自己満足の世界の中で、皆に笑顔を振りまいて、皆からも笑顔を貰う。
自分が今まで生きてきて、ここにいる事への感謝を、自分から皆に伝える場所です。皆に感謝を伝え、皆の祝福を受ける、ただそれだけです。
その意味を除外してしまうと、結婚式を肯定する事が出来なくなってしまうと思っています。その意味が念頭にあれば、無駄なお金、無駄な時間、恥、なんてものは無いと思います。
そして、それをしっかりと皆に伝える事で、自己満足では無くなり、参列したことを面倒だと思う人も居なくなるでしょう。良い結婚式というのは、新郎新婦も含み、ゲスト全員の心がほっこりとすることだと思います。
否定派の方には詭弁だと言われるのでしょうが、上に書いたことが結婚式の重要な意味だと思います。
なので、その意味を見失った結婚式には、個人的にはあまり価値を見いだせません。
結婚式は感謝を伝える場
大枚叩いて上等な会場を用意して、周りを巻き込んで訳の分からない余興をやらせ、料理もチンケで、ゲストは大量、二人は勘違いアイドルのようなゲスト置いてけぼりの派手派手演出。これでは感動も何もあったもんじゃないですよね。
こういう結婚式で得をするのは会場だけなので、あんまりよろしく無いと思います。もちろん、こんな流れの中でも、要所要所に二人の感謝をしっかりと伝える様な演出、ゲストをしっかりともてなそうと言う意識が見える事があれば、それはそれで良いとは思いますが・・・重要な事は、新郎新婦が楽しい事では無く、ゲストの心がほっこりとする事ですから、その事に重点を置いて結婚式を挙げる事の意味を考えて見て下さい。
両親に、人生への感謝を伝える事。
親族への感謝を伝える事。
上司への感謝を伝える事。
友人、同僚への感謝を伝える事。
新郎新婦お互いの親族へ感謝を伝える事。
これからの人生を二人で生きていく誓い。
二人が家族になる事への皆からの承認。
こんなことを、大勢の前で出来るのは結婚式くらいのもんです。
結婚式と言うものは、楽しむ物ではもちろんあるんですが、皆で感動するための場所であると思っています。結婚式の意味を考えた時に、一番重要な事は何なのかをしっかりと考えましょう。
その上で、ご自分の答えを出して見ると良いと思います。
昔は、結婚式と言うものは(結婚式だけとは限りませんが)、相互補助を目的とした、一種のお祭の様な物だったそうです。世界中で、村や集落を上げて新郎新婦を祝う習慣があったのが、その証拠だそうです。
娯楽と言うものが少なかったからとの見方もあるようですが、夫婦になると言うことを皆に知って貰うということは、昔から受け継がれてきた伝統とも言えると思います。是非皆にお披露目しましょう。
結婚式を教会で挙げる事への抵抗がある人もいるみたいですが(宗教がどうとか)、筆者としては、別に教会だろうがチャペルだろうが神社だろうが道端だろうがどうでもいいじゃんと思っています。
お金が掛かってようと、掛かってなかろうと、しっかりと皆で感動出来たなら、それが結婚式を挙げる事の意味、そして素晴らしさであると思います。