結婚式での、出来るだけ回避したい事柄(参列者目線)
参列して損した気分になる結婚式
結婚式や披露宴に招待されて、祝福の気持ちを胸いっぱいに抱えながら参列して見たところ、ご祝儀の三万円さえも惜しくなる・・・そんな経験無いですか?
身内や親友ならば多少は許せるものですが、ちょっとした人生のしがらみの間柄で呼ばれたお式であんまりひどいと、なんだか損した気分になりますよね。
前にも書いた事ではあるんですが、今回は結婚式参列損になる進行、演出や参列者(筆者)のクレームを書いて行きたいと思います。
クレームリスト
・季節が真夏(7~9月)しかも会場が微妙に辺鄙な所(バスとかが無い)
真夏でもいいとは思うんです。でも、長々と屋外を歩かせるのは勘弁して下さい。雨なんか降られた日には行く気が無くなります。せめてバスくらい用意して欲しい。
・会場がわかりにくい(招待状の地図がわかりにくい)
レストランウェディングなんかだと特に細かく書いて上げて欲しいですね。街中の会場だと、探すのにも苦労する時があります。住所が微妙に違うこともあるみたいなので要注意。
・参列人数の割に会場が狭い(披露宴会場に詰め込みすぎ)
会場側が設定しているMAXかそれ以上の席数があると、色んな場面で気を使うので、せめてMAXの8割位で考えて欲しい。ご祝儀目当てかとか思ってしまう・・・。
・挙式の入場時に度を越してチャラける。(これはゲストが多いですが)
披露宴ならばまだしも、バージンロードの上で友人と一緒に写真を撮るとかは、異常事態ですよね。大多数の新郎新婦は緊張もあってそんなことはしませんが、調子に乗った友人ゲストがやらかすこともあるので、気をつけましょう。子供連れも要注意ですね。
・誓いのキスで濃厚ディープキス
それはお家に帰ってからやってくれ・・・と思う。雰囲気が壊れるし、なんか綺麗な空間ではなくなってしまう。基本は時間長めのフレンチキスです。
・挙式会場から披露宴会場までの移動距離が長い
最長でも歩いて10分ですかね。それ以上は挙式の感動が消えてなくなる可能性があります。建物が一緒なら(ホテルとかだとエレベータとかで結構時間取られます)あんまり気にしなくても大丈夫ですが、出来るだけ近い場所がいいと思います。
・料理がしょぼい(これが一番多いクレームですね)
見た目がしょぼいのは論外です。形は一応綺麗にしてるお食事なんだけども、美味しくないとムカついてしまうこともありますよね。会場にもよりますが、料理を売りにしている所でも、ちゃんと試食して下さいね。披露宴の料理は一気に作って出しますから、味は試食の3割減です。
・なんの紹介もなく赤の他人と同卓
せめて事前に連絡して欲しい。いきなり一緒にされても挨拶以降言葉を中々交わせないですので。
・新郎の挨拶時、新郎がカンペを朗読(手紙とかの朗読は良いと思いますが)
言葉に出来ない・・・
・祝辞が非常に長い(これも定番ですね)
祝辞は長くても5分以内にするように事前に申し合わせておいて欲しいです。素人のおっさんの長話に付き合うのは精神的にかなりキツイし、後の披露宴がボロボロになる可能性があります。
・新郎新婦が動きまわってあんまり高砂にいない。
めったに無い事ですが、歓談の時間に高砂から離れ、友人や親族のテーブルに入り浸るのはどうかと思います。2次会とかなら分かるんですがね。
・余興が身内受けのネタ
新郎新婦は面白いんだと思いますが、その余興の元ネタに絡んでないゲストは完全に置いてけぼりですよね。例外としては、盛り上げるのが旨いセミプロみたいな方が取り仕切ってる場合ですかね。
・新郎新婦が急に不機嫌になる(何かのトラブルで)
両方ともって事は中々ないですが、傍目で分かるくらい不機嫌になっているのを見ると、げんなりしちゃいますよね。何が起こっても披露宴中くらいは動じないで欲しいですよね。ゲストよりも何よりも、伴侶が可哀想です。
・新郎新婦が泥酔(大体新郎です)
付き合いは分かるけども、しんどくなるまで飲んだらダメですよね。急性アルコール中毒で救急車を呼ぶなんて事も実際あるそうです。一生消えない汚点になりますので、気をつけましょう。
・料理がしょぼい
これはほんとにちゃんと味見をして、妥協しないで下さいね。試食の時に、料理が出てきてから20分程放置してから食べて下さいね。実際の味に近づきます。
以上が筆者の感じる、結婚式や披露宴でやってほしく無い事リストです。
まあ、細かく言い出すとキリがないので、とりあえずは大きい物だけ羅列しました。
結婚式や披露宴を催す理由を見失っているからこういう事が多々起こるんだと思うんですよね。(多分かなりの反論はあるんでしょうが・・・)
筆者の思う結婚式の意味
結婚式とは、新郎新婦がこれからの人生を二人で一緒に人生を歩いて行くと言う決意を、今までお世話になった方々や友人の前で報告し、今までの感謝を伝え、祝福を受けながら二人での人生をスタートさせる儀式だと思います。
なので、新郎新婦の使命は、招待したゲストを満足させることが重要になります。
最近では、結婚式を挙げることだけに集中しすぎて、そこの所をないがしろにしている結婚式が多くなっていると思います。
おもてなしにお金が掛かるのは絶対なんですが、お金を掛けたから満足度が上がる訳でもないので、とにかく気を使う事が大切です。
どういうふうにすれば、ゲストが自分たちの感謝を実感してくれるのか、という考え方を持つのが理想じゃないかと思っています。
ゲストの立ち位置から見て、どうすれば来てよかったと思ってもらえるか、その答えが、良い結婚式の秘訣だと思っています。
ただでさえ忙しい結婚式準備の中、ここまで気を回せる方のほうが少ないですが、それを考えて、実践して見ると、意外と出来てしまうものなので、是非結婚式準備の中に、少し考える時間を取って見て下さい。
これから結婚式を挙げる方がいましたら、参考になれば幸いです。