ハワイ挙式で後悔しない為に
海外で挙げるウェディングで、後悔しないために。
結婚式の花形にもなりえる、夢の海外挙式・・・。
青い空と白い雲、青い海と白い砂浜、その中で弾ける二人の笑顔・・・。
海外挙式には、国内で挙式と披露宴をするのとは、また違った素晴らしさがありますよね。
あんまりゲストは呼べないけども、その分少人数で、密度の濃い時間を共有出来る、素晴らしい結婚式だと思います。
しかし、海外挙式には、思わぬ落とし穴もかなり沢山ありますので、
今回は・・・海外挙式(ハワイ挙式)での注意点を筆者の視点で書こうと思います。
旅費は激安でも、お金は結果的に結構掛かります
最近では、色んな旅行社から、ウェディングプランが沢山出ていますよね。
どれを見ても金額が驚くほど安い(中には結構するのも有りますが)。
例えばハワイで海外挙式 3泊5日で11万円~ とか結構有りますよね。飛行機代・ホテル代・リムジン送迎・挙式費用等などついてその価格。
「海外挙式に二人でいっても結構安いじゃん」
「お小遣い入れてもそんなに掛からない、海外挙式サイコー」
という予想をしてしまう方も大勢いらっしゃるかもしれませんが、現実はそんなに甘くはなく、実際に応募して、旅行会社にいって、色々オプションも付けちゃって、気がついたら合計200万円以上使ってしまう・・・なんてことはよく有ります。
出発前の、よくある金額アップのポイントのご紹介
燃油サーチャージ(有名な所ですよね。小さく燃油サーチャージ別とか書いてます)
アメリカのVISA(これが盲点なんですね。まあ、高くは無いんですがね)
ホテルのアップグレード(ココらへんはまあ、したいですからね、財布と相談)
カメラマンの手配(まあ、ウェディングの基本ですよね。)
挙式会場の変更(こだわりたい方は選びますよね。高い所は高いです。)
旅程延長(まあ、伸ばしたいですよね・・・せめて5泊7日位には・・・)
レンタルウェディングドレスアップグレード(最初は安い金額の場合が多いですが、現地でボラれる時も多々あります。下のほうに詳しく書きますね。)
レンタルタキシード(同上)
ウェディングフォト(レンタルプランに組み込まれている場合も有ります、数カットですが)
これを全部入れると、普通に40~50万は上がります。他にも細かいプランを事前に薦めて下さいますが、財布と相談して下さい。
いざ、ハワイへ!!(現金いくら持って行きましょう?)
海外挙式へ出発の日が近づいてきて、ウキウキワクワクしてきますよね。荷物を詰める手も軽やかになってきます。ハワイで使うお小遣いはいくら用意しましょうか?
「一人10万円くらいかな~?」「買い物しないしあんまり要らないんじゃない?」
最低でも一人20万円は予算に入れといて下さい。
基本的な買い物はカードでするのが前提ですよ。とにかく、現金は海外挙式においての最強アイテムですので、とにかく多めに持って行って下さい。そして、お年玉を入れるようなポチ袋(無地の物で良い)を20枚位持って行きましょう。理由は後ほど書きますね。とにかく、現金を出来るだけ多くもって(一応法律では100万円までしか持っては行けないのでご注意を)、出発の日を迎えます。
ハワイ到着!ホテルに不時着・・・。
さて、ハワイに付きました。早速リムジンの送迎でホテルまで・・・と行きたいところですが、基本的にハワイ到着は早朝なので・・・チェックイン出来ません(笑)
事前に交渉しておくと、大丈夫な場合もあるみたいなので、聞いてみて下さい。
旅行会社によってはちゃんと手配してくれる所もあるかもしれませんが、ちゃんと質問したほうが良いと思います。
さて、ホテルに無事にチェックインしたら、その日は観光に使いましょう(プランによりますが)。事前に旅行会社にお願いしていた旅程があるならばそれに従いましょう。何もプランを入れてない場合は、自分で手配するも良し、ゆっくり過ごすも良し、好きに時間を使えます。
重要なのは、挙式当日の怒涛の浪費プランです。持ってきたポチ袋を、10ドル入 20ドル入 40ドル入 くらいで幾つかずつ作って、自分に分かるようにして置いて下さい。気持ちの良いサービスを受けるためには、チップを弾まなければいけません(惜しんでいると、後で後悔します)。ポチ袋に入れるのは、単に応対してくださるスタッフが日本人の場合が多い為ですので、少額(1ドルとか5ドルとか)は裸で4つ折り位にして渡すくらいで良いと思います(この感覚も日本人的なのかな?)。
挙式当日のチップ=サービス代金
挙式当日、朝からリムジンでお出迎え。レンタルドレスを現地で予定しているならば、そこに向かいます。ここから、現金(チップ)がどんどん減っていきますが、その為の多めのお小遣いなので、怖がらずに出してあげて下さい。ハワイではそれがデフォルト(当たり前)です。大体一人20~40ドルが相場の様です。
日本で予約したプランで選べるドレスは、基本的にしょぼいです(提携先によりますが)、まともなドレスを着たい場合は、少なくとも200~300ドルは要ります。良質なドレスが着たい場合は・・・。まあ、基本的にそこではカードを切れますので、財布と相談して下さい。
美容師さんは挙式に付いてきてくれる場合が多いので、ヘアメイクやお化粧をしてもらったら、チップを渡して置いて下さい。本気の対応をしてくれる様になります。
この後また、リムジンに乗り込んで、移動になります。まずは挙式に向かう事になると思いますが、リムジンの運転手は、一日つきっきりでいてくれる場合がほとんどなので、チップを渡しておきましょう。本気のサービスをしてくれます。
チャペル(教会)に付いたら、カメラマンと会う事になると思いますので、先にチップを渡しちゃいましょう。本気を出してくれます。持てる技を出し惜しみしなくなります。
さて、待ちに待った挙式ですね。一度リハーサルをしてからの本番になると思いますが、牧師さんや、聖歌隊の方へのチップを渡すのであれば、リハーサル後すぐでいいと思います。ただ、牧師さんや聖歌隊の方は、チップを受け取る所と受け取らない所がありますので、事前に確認しておきましょう。
挙式が終わったら、今度はやはり、ビーチで写真を撮りたいですよね。晴れてる事を祈りましょう。
撮った写真のデータもただではもらえません
一日掛けて、色んな写真を撮って貰いましたね。ここからまた、商売タイムです。プランに入っている写真のカット数はそんなに多くない場合がほとんどです(最初からプランを上げていると安心出来ますね)ので、アルバムの作成や、撮った写真の販売の交渉をしてきます。まあ、10万円とか普通に言って来ますが、そこは交渉して下さい。ここでも現金が強いです。カメラマンさんは、売れた分が売上ですし、写真は撮ってしまってますから、出来たらお金に変えたいと思っています。なんとか交渉して、せめて写真のデータ位は買って帰りましょう。勿体無くなって買わないと、後で確実に後悔します。いくらで買えるかは・・・交渉次第です。
ここまででも結構お金を使っていますよね。紹介したのはごく一部ですし、もちろん、プランによってはチップを渡さないでも良いと言う所もあるんですが、出来るだけ渡して下さい。
折角の海外挙式ですから、惜しんではいけません。書いていない部分ですが、お二人の対応をしてくださるスタッフにもチップを包んで上げるのが、サービスを受ける為の鉄則です。
お二人の良い思い出の為に、散財して下さい。
特別待遇を受けるためには、お金を使うしかありません。
日本式の「おもてなし」の概念は、たとえ日本からハワイへ移住した方であっても、ありませんので、そのことは念頭に置いておいて下さいね。
たとえ日本の会社に勤めている日本人でも、現地で仕事している以上、感覚はハワイアンです。おもてなしは立派な販売商品という認識でいて下さいね。
観光でも、チップの文化は付いてきます
挙式の日が万事滞り無く終わったら、やはり観光ですよね。二人の思い出づくりに、色んなプランに行かれると思います。色んな場面でチップを求められますので、基本的には、始まる前に渡してあげると、サービスが本当に変わりますので、覚えておいて下さいね。
サービスの対価はチップと言う文化ですので、出し惜しみせずに渡して下さいね。
しつこいですが、チップのタイミングは、サービスを受ける前です(飲食店の場合は例外で、最後に必ず食事代の15%程要ります)。終わってから渡しても意味が無いです。
上記の内容は、筆者の経験を元に、感じたことを書いている、いわば海外挙式の一例ですので、旅行会社や、プランの違いで差異はあると思いますが、ご了承下さい。
ハワイ挙式で良い思い出を作るために!
海外挙式(筆者はハワイしか知りません・・・)は、決して安くないです。
日本国内で小さな結婚式・披露宴をする位掛かります。
もちろん安く行くことも出来ますが、正直ちょっと物足りなさを感じる思います。
とにかく、海外挙式で後悔しないために、下調べは十分にしてから旅立って下さいね。色んな方のブログや報告で聞く中で、平均からするとかなり安く海外挙式が出来たと言う話もチラホラ聞きます。そういう方はやっぱり、調べに調べて万全の体制で海外挙式に望んだ方々のようですね。まあ、このブログを読んでる時点でかなり色々と調べている方であると思いますが・・・。
是非、海外挙式にいく際は、現金を多めに、事前確認、事前交渉をきっちりとやって、一生の思い出に残る、素晴らしい結婚式にしてくださいね。